お寺について
実相寺について
“実相寺”は、天平勝宝5年(753年)に創建された長い歴史をもつ寺院です。
現在の伽藍は永仁年間(1293年頃)に僧・日弁によって開山され、以来、茨城県古河市の地において千年以上にわたり地域の心の拠り所として親しまれてきました。
現在の伽藍は永仁年間(1293年頃)に僧・日弁によって開山され、以来、茨城県古河市の地において千年以上にわたり地域の心の拠り所として親しまれてきました。
徳川家より朱印地五石を賜り、赤門を構える当寺は、日蓮宗に属しつつも、宗派を問わず、多くの方に開かれた祈りの場として歩んできました。

由緒と歴史
江戸時代には朱印地五石を拝領し、徳川家からの保護を受けて栄えました。
地元の殿様が千葉で仏像と出会い、感動のあまり涙を流したという伝説が残っているほか、日蓮上人が再びこの地に戻ったという「源帰祖師(げんきそし)」の物語は、「元気」という言葉の由来にもつながるとされ、今も地域の人々に語り継がれています。
長きにわたる信仰の歴史を今に伝え、格式と人々の想いが息づく場所として、これからも大切に守ってまいります。
宗派と教え
当寺は日蓮宗の教えを基に、「實相=物事の本当の姿」を見つめる心を育み、人と人とを結ぶ祈りの場としてあり続けております。
宗派に関係なく、どなたでもお参りいただける寺院として、開かれた姿勢を大切にしています。
また、本堂ではご葬儀や法要にも対応しており、すべての仏事を一か所で執り行うことができます。
大きな駐車場も完備しており、バスでのご来山にも対応可能。
移動や手配の手間を減らせるため、費用面でのご負担を軽減し、必要以上の手続きの簡素化にもつながります。
仏事については、事前にご相談いただくことで、より安心して準備を進めることができます。
些細なことでも、ご不明点があればお気軽にご相談ください。